弔辞を頼まれたら断らないで引き受けるのが礼儀です。
弔辞は故人の霊前で別離の悲しみをのべることばです。
自分だけの悲しみにおぼれては遺族や親族に失礼になるということを先ず考えておいてください。
惜別の思いや悲しみの表現は意識的に控えめにし、ことばの表現も大袈裟にならないように注意します。
① まず、亡くなったことへの悲しみを述べます。
② 次に故人の業績や人柄を、あまり大袈裟にならない程度に讃えます。
③ そして遺族を励まし、自分にできることがあれば力になりたいと誓います。
④ 最後に故人の冥福を祈り、結びとします。
ここでも忌み言葉は使わないように注意した方が良いでしょう。